terakoyakunのブログ

8年間のメキシコ生活、書道、茨城おすすめ情報など

シングルマザーで塾経営を始めた理由

何かビジネスを始めなきゃと考えてた頃は、39歳シングルマザーで小学6年生の子供が1人いました。

 

 

その頃は娘と2人でアパート暮らし。保育士(正職員)として働いていましたが、生活費はギリギリで、貯金をする余裕はまったくありませんでした。

 

私ももうすぐ40歳。

 

これから娘の教育費もかかるだろうし、60歳で定年退職した後は、貯金も家もなく...

 

老後は闇の中でした。

 

 

そこで自分で何ができるか考えました。

 

 

子供は大好き(*´∀`*)

保育園経営?

 

しかし、保育園は本やネットで調べましたが、建物や土地など制約がたくさんあり、何よりも1人ではできないので、誰かを雇うことが...。

 

自分1人の収入さえどうなるか不安なのに、誰かを雇うのはやっぱり怖い。

 

そこで、そろばん塾を思いつきました。

そろばん、暗算1級持ってる(*´∀`*)し、1人でできる。

 

だけど、1人月4000円〜5000円の授業料が相場で、20人集まったとして.....月.8万〜10万円の収入かあ。

 

 

無理だなあ〜。昼間保育園のパートしたって今より生活きつくなるーー

 

 

ダメじゃん。

 

 

 

...でも待てよ。

 

 

英語も教えてみるとどうなる?

 

英会話じゃなくて、英検なら。

そろばんと同じ値段で10人集まれば(*´∀`*)

 

 

あと、父が書道を教えてるから一緒にやればいいか?

 

 

 

そろばん、英検、習字の3つやれば暮らしていけるかも(*´∀`*)

 

 

という具合で大まかな方向性が決まりました。

 

そろばん、英検、習字の塾を午後4時から開けて、当面は保育園で午前中パートでがんばる。

 

まずは目標は60人。60人集まればどうにか塾だけで生活できるかなと思いました。

 

 

そこに先日のブログに書いた中学生の学習塾も追加され、寺子屋塾スタートするのです。

 

 

 

 

 

塾で学校の毎日の宿題とワークを進めて欲しい

もともと頼まれるとノーとは言えない性格。  

 

 

「塾で、中学生の学校の宿題とワークを進めてくれませんか?」

 

 

 

突然、娘と同じ小学校に通う男子の母親が突然私の家を訪ねて来て言った言葉です。

 

 

「え?私がですか?」

 

 

私は小学生向けの「英語、そろばん、習字」の3つができる塾を開こうとしていたので、なぜ私が中学生を?と驚きました。

 

 

そのお母さんによると、中学生は本当に忙しいらしい。

 

 

 

朝から部活の朝練、授業が終わればまた部活。家に帰るのは夜7時すぎで、ヘトヘト。夕飯食べてお風呂入ってテレビ見てると親に宿題やれと言われるが、朝早く起きてやると言ってやり過ごす。そして、朝起きられずに宿題はやらずに学校へ。

 

 

もちろんワークを進める余裕などない。テスト前はワークの提出があるので、徹夜で家族を巻き込んでワークを終わらせる...

 

 

「お姉ちゃんのときもテスト前大変だったんですよ」

 

 

 

「毎日1時間、宿題とワークをやらせてくれたら助かるんです。」

 

 

「…   」

 

 

「わかりました。8時からなら...」

 

 

(やっぱり断れず)

 

 

これが寺子屋塾のスタートです。