「嫌われる勇気」読みました😆
以前にも軽く読んだことはあったのですが、今回、再度じっくりと読んでみました。
アドラー心理学を青年と哲人の対話形式で書いたとてもわかりやすい本です。
「どうすれば人は幸せに生きることができるか」
がわかるというもの。
「過去のトラウマや未来のことを悩むのではなく、今、この刹那(この一瞬)を生きる。」
いいですね。スティーブジョブズも同じようなことを言ってました。
この本では、すベての悩みは対人関係である、他者の課題を切り捨てる(課題の分離)、承認欲求の否定、叱ってもほめてもいけない、などなどアドラー心理学のたくさんの内容が、青年が疑問を問いかけ、哲人がそれに答えるという会話形式でわかりやすく読み進められます。
私が一番共感したところは、「横の関係」というものです。
親と子、先生と生徒、上司と部下など、上下関係があると、自分より低くみているか、上の人をほめることで自分の都合のいいように操作しようとしてしまうというもの。
私は、あまり敬語が好きではありません。それが先生と生徒であったとしても、どちらが上とかはなく、みんな平等なのになぜ敬語を使わなければならないのだろう、とずっと思っていました。
外国は比較的敬語はつかわないのですが、スペイン語には敬語のような表現があります。一度、メキシコ人のお友達のお母さんに、その敬語表現で話したら、年寄りのように感じるからやめて〜と嫌がられちゃいました💦
アドラー心理学では、全ての「縦の関係」を否定して「横の関係」とするように言っています。
大賛成です!
年下だから年上の人に気を使うとか、年上だからこうしなきゃいけないとかではなく、みんな平等の中で生きていく世界!
最高ですね。
そういえば、今まで、子供で2人、私のこと(おばさん)を友達と言った子がいました。
一人はNちゃん。Nちゃんは、私の塾に通っている当時3年生の女の子。
あるとき、時々塾に来る私の一つ上の姉を見て、
「あの人、Nちゃんの友達」
と。
何を言い出すのかと思い、
「なんで?どこで知り合ったの?」
と聞いてみると、ここ(塾)でよく見かけていて、以前、近くのホームセンターでばったり会って話したからということでした。
40歳後半の私の姉をしれっと友達と言ったNちゃん。
「じゃぁ、先生(私)は?Nちゃんの友達じゃぁ…ない?」
とNちゃんに聞くと、ちょっとムッとして、
「なんでそういうこというの〜」
と。どうやら私のことも友達と思っていてくれたみたいです😆
そのときは、
「もう、Nちゃんはかわいいなぁ〜💕」
とNちゃんがまるでわかっていないような気になっていましたが、
アドラー心理学から見たら、Nちゃんは40後半のおばさんも、塾の先生もみんな「横の関係」として見ていたんですね。
わかっていなかったのは私だっだのかも?
そして、もう一人は娘です。
確か、娘が小学校の1年生か2年生だった頃です。
その頃、学校でたくさん友達ができたのがうれしくて、よく友達の名前を言って数えていました。
でも、
「おともだちは〜、〇〇ちゃんと〜〇〇ちゃんと〜… それから〜ママと〜… 」
と私をおともだちに入れてくれたのですが、
「でも、ママはおともだちじゃないよ〜(ママだよ〜)」
と言うと、
「なんでそんなこと言うの〜。ママはおともだちなのに〜」
と泣き出してしまいました😢
どうやら一緒に遊ぶ人がおともだちなので、ママもおともだちだったみたいです。
アドラー心理学からみたら、娘は正しかったのかもしれません。「横の関係」として母親も一緒と考えしれなければ。
ぜひ皆さんも「嫌われる勇気」読んでみてください。
今日から幸せが訪れるかもしれません💕