terakoyakunのブログ

8年間のメキシコ生活、書道、茨城おすすめ情報など

なつかしい人に会えました😆

私は、そろばん、英語、中学生の学習、習字やプログラミングなどの塾をしてます。

 

先日の夕方の新型コロナウイルス対策による全国一斉休校要請は、あの日、塾に来た子供たちから突然聞きました。

 

私が住んでいる県では1人も患者が出ていないのに、なぜ?どうなっているんだろう?

 

と驚きを隠せませんでした。

 

塾はどうしたらいいのだろうか?

開けてもいいの?

でも、学校が休みでも子供たちが塾に集まってしまったら意味がないのでは?

 

台風や雪で1日お休みなどは何度かありましたが、1ヶ月なんて今までにないことです。

 

眠れぬ夜を過ごした次の日には商工会議所に相談したり、他の塾の先生に聞いたり。

 

でも結局は自分で判断しなければなりません。

 

「よし、希望者だけ受け入れよう」

 

「いや、何かあってはいけない。いさぎよく休もう。」

 

「でも、感染者が県内にいないんだから大丈夫では?」

 

「他の大手の塾はどうなんだろう?」

 

などなど。塾の授業中でも、頭の中は早く3月をどうするか決めなければとの思いが3分おきにグルグルと変わる状態に。

 

 

そんな時、塾の駐車場で保護者と話し終わって、振り向くと男の子が暗がりに立っていました。

 

 

塾に勉強しにきたのかなと思い、暗がりの中、顔をよく見ると、3年前に中学を卒業したSくんでした😊

 

 

Sくんは、私が塾を始めた1年目から通ってくれていたお子様です。

 

ちょっとヤンチャなところもあり、心配したこともありましたが、

 

入試前に「○○高校に入りたい」と、真剣に勉強に取り組んでいた姿がとても印象的です。

 

今でも、あの頃のSくんの頑張りを思い出し、苦手な科目があるお子様に、

 

「苦手だった社会の重要用語をがんばって点数上げて、志望校に合格できた人がいたんよ」

 

なんて言って励ましたりしてます。

 

 

もうあれから3年。中学卒業後は一度も会ったことがなかったので、本当に顔を見ることができてうれしかったです。

 

なんだか凛々しくなっていたSくん。でも笑うと、笑顔はあの頃と同じです。

 

あの頃と同じその笑顔は、コロナウイルスで振り回されて気分が滅入って弱っていた私の心に明るい光をくれました。

 

ちょっと涙が出ちゃいました😢

 

 

神様は試練も与えますが、ちょっと試練が大きすぎたと思ったのでしょうか。

天使(Sくんの笑顔)を届けて私を励ましてくれたのかもしれません😇

 

 

 

子供たちにとっても保護者の方々にとっても、また、世界中のたくさんの人たちが大きな試練を与えられていることだと思います。

 

 

結局、政府や自治体に合わせて塾は休むことにしました。

 

できるだけ早く、みんなで幸せな日常に戻れることを祈っています。

 

いつもは気づかないけど、日常って本当に幸せなんですね。